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2022年日本発国際貨物輸送は小幅増

NX総合研究所の発表した「2022年度の経済と貨物輸送の見通し(改訂)」によると、外貿コンテナ貨物は輸出の2022年度は1.8%増と小幅ながらプラスを維持した。輸入の2022年度は2.2%増と前年度に引き続き増加。また国際航空貨物は輸出の2022年度は0.2%増とかろうじてプラスを維持。輸入の 2022年度は0.4%増と前年度に引き続き増加するとしている。中国でのロックダウン、半導体など部材類の不足に加え、原材料・燃料の価格高騰の影響を受け、鉱工業生産が低調に推移したとみられる。

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