ANAホールディング(ANA/NH)、日本貨物航空(NCA/KZ)、日本航空(JAL/JL)の邦人航空3社の国際貨物事業における2018年4~12月期決算はでANA、JALが2桁増収を維持した。貨物量はANAが前年割れ、JALが4~9月期から増加幅を縮小するなどして鈍化傾向だが、運賃単価の上昇が継続している。しかしながら、両社とも19年1~3月期は米中貿易摩擦などでさらなる荷動きの鈍化に懸念を示した。NCAは自社機の運航停止が続いて輸送量が前年同期から半減し、経常赤字を積み増した。一方で、自社運航機の復帰が順調に進んだことから通期の経常赤字は従来予想から10億円減の150億円に上方修正した。
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