日刊CARGOは11月14日に上海発北米直行路線の航空運賃が約450~500円と高止まりしていると発表した。11月第2週のスポットレートは1キロ当たり30元台で、今夏の同10~15元程度から数倍の水準。
韓進海運の破綻により一部の海上貨物が航空に流れたこと、スマホ出荷のタイミングが重なったこと、クリスマスシーズン前のチャーターフライトが運行されなかったこと、などが原因としてあげられている。
ただし、足元ではSCFI上海発海上コンテナ運賃が下落に転じていることもあり、年内には落ち着くと思われる(現地のフォワーダー関係者)。