日本経済新聞は10月27日に、日本郵船の2017年3月期通期の連結経常損益が200億~300億円程度の赤字になりそうだ、と発表した。日本経済新聞によると、「50億円の黒字だった従来予想から一転、5期ぶりの赤字となる。欧州や中国経済の不透明感を背景に、海運市況の停滞が続いているため。構造的な船舶の余剰感も重なり、海運大手の苦境は当面続きそう」とのこと。
ただし、当報道に対して、日本郵船はホームページ上に自社が発表した数値ではないことを掲載。海運市況や為替、燃料油価格等の変動要因も踏まえ、前回予想からの下方修正を検討しており、数値が確定次第、速やかに開示する、と発表した。