財務省は6月20日、5月分貿易統計速報を発表し、輸出金額5兆910億円（前年同月比11.3％減）、輸入金額5兆1317億円（13.8％減）となった。輸出は8か月連続の減少、輸入は17か月連続の減少だった。 輸出では、鉄鋼が24.1％減、半導体等電子部品20.0％減、有機化合物24.5％減だった。輸入は、原粗油が30.6％減、液化天然ガス41.9％減、石油製品51.5％減だった。輸出と輸入の差引額はマイナス407億円となり、4か月ぶりの赤字となった。
香港からヨーロッパと北米への航空貨物サービス料金は昨年を上回り、需要が急増している。4月の香港から北米への平均料金は1kg当たりUSD5.54で、前年比6.5％増。ヨーロッパへの料金も1kg当たりUSD4.47と前年比12％増加し、2022年7月以来の初めての同時増加となった。需要の急増はファッションや消費財の電子商取引に起因するという。中国南部などでの電子商取引や電子タバコ産業の拡大により、航空
2024年3月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で17,733㌧(前年同月比-3.6%)、2位は郵船ロジスティクスで11,016㌧(+18.2%) 、3位は近鉄エクスプレスで10,567㌧(-15.0%)、4位は西日本鉄道国際物流事業本部(にしてつ)で3,696㌧ (-0.2%)、5位は阪急阪神エクスプレスで3,064㌧(-17.0%)だった。
2024年3月、世界の航空貨物需要は前年同月比11％増加し、これで3ヶ月連続の増加となった。この成長を牽引したのは、電子商取引と紅海航路の混乱という要因でした。最新の分析結果を発表したXenetaによると、2024年第1四半期の高い需要は、8％増加した貨物船舶のキャパシティ成長を上回ったという。