top of page

MSCとCMA CGM、ブロックチェーン貿易プラットフォームに参加 MSC, CMA CGM to board shipping blockchain platform


MSC(スイス)とCMA CGM(フランス)は、ブロックチェーン貿易プラットフォーム「トレードレンズ(TradeLens)」に参加した。トレードレンズはIBMと物流大手のマースクが開発した国際貿易プラットフォーム。モノのインターネット(IoT)と感覚データを統合して、コンテナを追跡が可能で、温度調整やコンテナ重量などさまざまな数値も追跡できる。貨物船業者や港湾関係企業、税関、銀行、物流会社などの企業や組織が約100社参加している。MSCは業界第2位で、CMA CGMは第4位。これら大手の参加により、全世界の海上貨物の50%近くが分散型台帳技術(DLT)を活用して追跡されるようになるという。

MSC (Switzerland) and CMA CGM (France) have joined the blockchain trading platform "TradeLens". Trade lens is an international trading platform developed by IBM and logistics giant Marsk. By integrating sensory data with the Internet of Things (IoT), containers can be tracked, and various values such as temperature control and container weight can be tracked. About 100 companies and organizations such as cargo carriers, port companies, customs, banks and logistics companies are participating. MSC is second in the industry and CMA CGM is fourth. With the participation of these majors, nearly 50% of the world's ocean freight will be tracked using distributed ledger technology (DLT).


閲覧数:27回

最新記事

すべて表示

ルフトハンザ カーゴ(DLH/LH)は航空貨物分野の未来を担うと考えられる持続可能性、デジタル化、電子商取引の3つの焦点に関してプロジェクトを発表した。同社の最高経営責任者(CEO)であるアシュウィン・バット氏は、これらの課題への取り組みが同社の業界における地位を保つ上で不可欠な動きであると強調している。同社はフランクフルトのハブ空港において、eコマースの機能を強化する取り組みを展開している。これ

サウディア・カーゴ(KSA/SV)は、成田国際空港発インターラインパートナーの拡張により、日本とサウジアラビア間の貨物輸送サービスを拡大・効率化すると発表した。インターライン契約により、日本での需要増加に対応し、効率的なソリューション提供が可能になる。具体的には、大韓航空との協力で輸送時間が短縮され、高品質な製品をサウジアラビアや他国へ輸送する。2023年の輸入品は571トンで、輸出品は25トンで

日本貨物鉄道(JR貨物)は、タイの物流事業者グローバル・マルチモーダル・ロジスティクス(GML)と液化天然ガス(LNG)をはじめとする「危険品の複合一貫輸送事業の検討に関する協力覚書」を締結した。GMLは、エネルギー供給やインフラ事業を多国籍に展開するタイ最大の株式会社であるPTTが、物流事業を主要な新規事業と位置付けて2022年に設立した100パーセント子会社。JR貨物とPTTは、2019年から

bottom of page