東洋埠頭の100%子会社の東洋トランスは、シベリア鉄道(TSR)の活用と拡大を図るため、ロシア船社FESCOと覚書を締結した。今後、日本やアジア発着のTSR経由のシー&レールサービス全般で協力し、ロシア・CIS諸国をはじめとして、欧州にも第三のルートとしてTSRによるサービスの提供を目指す。東洋トランスは国土交通省が今年度に実施したTSRの日本発モスクワ向け試験輸送7件のうち、2件を実施した。輸送日数20日未満の可能性や、振動による貨物への影響が海上輸送と比べて問題のないことを実証した。日本発シベリアランドブリッジ経由のシー&レールのルートは、モスクワ接続で北欧や中東欧方面にも輸送でき、同方面の自動車関連貨物などの輸送需要にも対応できる。東洋トランスとしては、今年度はロシア・CIS向けに注力し、2019年度にはシベリアランドブリッジを経由した新たなサービスを投入したい考えだ。
top of page
検索
最新記事
すべて表示エティハド・カーゴは、キューネ・アンド・ナーゲル(K+N)と予約システムを統合し、リアルタイムの容量と価格の可視化を提供する。このパートナーシップは、先進的なウェブサービスとInstant Offer Rate (IOR)...
IATAは、需要と運賃が予想以上に好調であることを受けて、2024年の航空貨物収益予測を引き上げた。貨物収益は1110億ドルから1200億ドルに上方修正され、貨物取扱量は4.5%から5%の成長が見込まれる。2024年4月末までの年初来実績では、重量が12.7%増加したことを...
DHLグローバルフォワーディングは、大韓航空(KAL/KE)の予約システムとの統合により、航空パートナーシップを強化した。この統合により、DHLは大韓航空のシステム「カーゴワイズ」から直接予約を行うことができ、業務効率が向上するという。カーゴワイズでは、リアルタイムのデータ...
bottom of page