パナルピナは、国際航空運送協会(IATA)が提供するデジタル規則書の利用の開を発表した。定期的に変更となる各種規則への対応するため導入した。グローバルの航空貨物の業務担当者が、オンラインで各種規則・業界基準を参照できるようにし、確認時間の短縮、安全・正確性の向上、紙の削減を図る。IATAの同サービスを利用するのは、パナルピナが初という。同社はこれまでにも先行して航空貨物業務のデジタル化に取り組んでおり、昨年9月にはペーパーレスでの危険物輸送(e-DGD)をフォワーダーで初めて実施した。規則書のオンライン閲覧はコンプライアンス向上の効果も期待でき、リチウム電池や化学品の輸送品質も向上するとしている。
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