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マースク、対中追加関税影響で船腹調整


マースクライン(デンマーク)は、2018年第3四半期業績で、米国による対中追加関税の影響として「来年以降、北米航路の荷動き需要が大幅に鈍化する恐れがある」と慎重な見方を示している。そこで同社は減速に備えて自社のサービスネットワーク全体における北米航路の比率を落としている。一方、アジア発欧州向け荷動きは伸び悩んでいるものの、「第4四半期から改善の兆しが見え始めている」とし、これに合わせて一部サービスを再開して船腹量を増加させているという。


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