国際航空運送協会(IATA)の統計によると、2018年9月の航空貨物輸送量 は前年同月比で2.0%増加(国際は2.1%増)した。貨物量成長率は前月並みの水準だが、過去5年平均成長率である5.1%を大きく下回った。アメリカ以外の主要市場で製造業の輸出需要が減少していることに加えて、アジア、ヨーロッパで多くのサプライヤーの納期が長期化傾向にあるため、航空輸送に対する需要が弱まっていることが要因。また、アジアでは日本、中国、韓国で台風による混乱があったことも要因の1つとしている。一方で、越境eコマース(EC)の拡大が航空輸送に対する需要につながっており、今後の期待を背負っている。
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バルチック航空貨物指数(BAI)によると、香港からヨーロッパおよび北米への運賃は前年同月比で上昇し、5月からわずかに増加した。6月の北米向け運賃は16.9%上昇し5.75ドル/1kg、ヨーロッパ向けは22.3%上昇し4.56ドル/1kgとなった。通常、夏季は需要が減退するが...
2024年5月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で17,033㌧(前年同月比+13.4%)、2位は 近鉄エクスプレスで10,112㌧(+4.2%)、3位は 郵船ロジスティクスで9,584㌧(+25.8%)...
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