9月の半導体等製造装置(半導体装置と液晶パネル・有機ELパネルを製造するフラットパネルディスプレー(FPD)装置)の世界全体向け輸出重量が1万3000㌧を超え、4ヶ月ぶりの高水準を記録した。世界全体向けの9割を占める中国・韓国・台湾向けは1万1000㌧台と、前年同月比で0.2%増加した。SEAJ(日本半導体製造装置協会)は、半導体装置の販売高について、2020年度まで記録更新を続けると予測している。一方、FPD装置販売高は今年度も昨年度に続いて過去最高水準を保つが、来年度に失速すると見込んでいる。国際半導体製造装置材料協会(SEMI)によると、世界の半導体装置販売額も昨年から来年まで右肩上がりの予測。地域別では、中国向けが今年台湾を抜いて世界2位、来年、韓国を超えて世界首位となるとしている。
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