成田国際空港会社(NAA)によると、4~9月の成田空港の航空機発着回数が12万8652回(前年同月比+1%)と、開港以来の最高値を更新した。内訳は、国際線が10万2609回(同+3%)、国内線が2万6043回(同-6%)。一方国際貨物便の発着回数は5%減少。日本貨物航空(NCA/KZ)の自社機運行停止で51%減少したことが大きな要因となった。輸出入を合わせた国際航空貨物量(輸出入計)は110万4865トン(同-3%)で、上期実績としては2004年、17年、06年に次ぐ歴代4位の水準となった。
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すべて表示2024年の航空貨物需要は横ばいか小幅な成長にとどまるという慎重な予想が国際航空貨物協会(TIACA)エグゼクティブサミットで議論された。2024年の第4四半期には需要が1%増加する見込みで、第1四半期と第2四半期には2%と3%の成長が期待されている。ただし、地政学的リスクや旅客サービスへの影響等、市場の不確実性が需要予測を難しくしている。
2023年8月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で15,200㌧(前年同月比-18.6%)、2位は近鉄エクスプレスで9,328㌧(-35.5%)、3位は郵船ロジスティクスで8,062㌧(-12.8%)、4位は西日本鉄道国際物流事業本部(にしてつ)で3,008㌧ (-29.1%)、5位は阪急阪神エクスプレスで2,572㌧(-45.9%)だった。業界全体と
香港発およびフランクフルト発の航空貨物運賃が、数ヶ月にわたる下落の後、安定し始めた。Baltic Exchange Airfreight Index(BAI)によると、フォワーダーが支払う香港発北米向けサービスの平均価格は、コントラクトレートとスポットレートの両方を含む形で、7月の4.69ドルから8月にはkgあたり4.85ドルに上昇した。この路線での上昇は過去1年で2ヶ月目であり、航空貨物運賃好転
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