日本貨物航空(NCA/KZ)の2018年4~6月期決算を日本郵船が7月31日発表した。売上高は217億円(前年同期比-7.2%)、経常赤字が16億円(前年同期は7億円の黒字)だった。 航空貨物の輸送需要は好調だが、6月中旬からの自社貨物機全便運航停止で減収減益となった。 NCAは18年3月期から実力ベースで黒字転換を果たしたが、今期は再び赤字に転じた。7~9月期以降の見通しは業績、輸送量とも前年同期比でより大きなマイナス。自社機の全機運航再開の目処は立っておらず、通期でも売上高は36%の減少、輸送重量や供給量は4割以上の減少を見込む。
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