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日本郵船、連結業績予想を下方修正


日本郵船は7月25日、2019年3月通期連結業績予想の大幅な下方修正を発表した。売上高は1兆7600億円(前回予想:1兆8050億円)、営業利益は20億円(同370億円)、経常利益は100億円(同400億円)、当期純利益120億円(同290億円)。上期の経常損益を前回は145億円の黒字と予想していたが、50億円の赤字へと転落する見通しだ。コンテナ船事業統合に伴う一時費用が想定以上に生じていることに加え、連結子会社の日本貨物航空(NCA/KZ)の不適切整備問題にかかる運航停止が下方修正の要因だという。日本郵船はNCAの通期事業計画の前提見直しを不可避だとしている。


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