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日本貨物航空(NCA/KZ)運航停止の影響 その2


NCAの航空貨物受託の全面停止が続いている。運航していた週62便のうち、週6便に限り、アトラスエアが運航するコードシェア便であるため貨物の受託を継続している。

しかしながら、NCAのシェアが高いその他自社運航便の米国線や上海などのアジア線で代替需要の発生が見込まれる。とはいえ、 臨時便やチャーター便の手配へ航空会社は、現段階で消極的。現状、運航停止は「少なくとも1週間程度」と発表されているため影響を計りにくいからだ。一方、今年からコードシェアなどでNCAと提携する全日本空輸(ANA/NH)は、自社便や北米向けチャーター便で振り替え輸送に対応するなどの

協力体制を敷いているとのこと。


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