top of page

日本発欧米向け航空貨物運賃上昇

  • 執筆者の写真: 825fill
    825fill
  • 2018年5月25日
  • 読了時間: 1分

日本発欧米向けの航空貨物の長期契約運賃が2017年度下期より8%上昇した。

自動車部品や建設機械の出荷拡大と、電装化が進む自動車などに日本製電子部品の新しい分野における需要が増加し貨物スペースが不足しているため。航空各社は今春、混載貨物事業者(フォワーダー)に対して欧米向け貨物スペースの料金を15~20%程度引き上げた。17年春と秋に続き、フォワーダー各社は荷主に対し値上げを要請。納期を重視する自動車部品メーカーなどが値上げを受け入れた。

航空各社が金融危機後の不況時に貨物機を削減したのを背景に、輸送能力は不足傾向。加えて、欧米向けの直行便に積みきれない中国発の貨物を日本経由で運ぶことも多い。大手フォワーダーによれば、運賃値上げを受け入れてもらえなければ積み込みが後回しになるケースもあるという。


最新記事

すべて表示
25年3月フォワーダーランキング

2025年3月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で18,278㌧(前年同月比+3.1%)、2位は近鉄エクスプレスで12,0573㌧(+14.1%) 、3位は郵船ロジスティクスで9,406㌧(-14.6%)、4位は西日本鉄道国際物...

 
 
 
IATA、トランプ関税下でも航空貨物市場に成長の余地ありと予測

IATAは、世界貿易の87%が関税の影響を受けておらず、航空貨物市場には引き続き成長の余地があると分析している。2025年には7,250万トンの貨物が航空輸送される見通しで、2024年のCTK(貨物トンキロ)は前年比6%の成長が予測されている。中東を中心に地域別でも成長が進...

 
 
 
25年2月フォワーダーランキング

2025年2月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で16,383㌧(前年同月比+5.1%)、2位は近鉄エクスプレスで10,813㌧(+21.6%) 、3位は郵船ロジスティクスで9,019㌧(-16.6%)、4位は西日本鉄道国際物流...

 
 
 

Comments


bottom of page