top of page

マースク・グループへのサイバー攻撃


マースク・グループは6月27日(火)に欧州で発生した新暗号型ランサムウェアによるサイバー攻撃を受け、同社の社内システムがダウンした。

大手荷主・フォワーダーによると、29日時点で同社グループの電話、メール・システムがシャットダウンしており、営業窓口が携帯電話などで業務に対応している。また、同社が運営しているAPM Terminalの一部が稼働停止しており、ブッキング受託も停止している。

同社はシステム復旧の対応をしているが、回復は今週末以降となる。今のところ他の船社、及び航空会社で同様の被害は報告されていない。


閲覧数:241回

最新記事

すべて表示

アジア発航空貨物運賃、ピークシーズンに予想外の下落

アジア発の航空貨物市場は、年末のピークシーズンに向けて活発な需要が見込まれていたが、運賃は下落傾向にあり、業界の予想を裏切る結果となった。バルチック航空貨物指数(BAI)によると、全体的な運賃は前週比で1.6%の減少を記録した。米国東海岸やメキシコ湾岸の港でのストライキが長...

24年10月フォワーダーランキング

2024年10月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で19,693㌧(前年同月比+17.8%)、2位は近鉄エクスプレスで12,818㌧(+19.1%)、3位は郵船ロジスティクスで11,551㌧(+8.6%)、4位は西日本鉄道国際物...

航空貨物市場、9月の成長率は鈍化も収益は大幅改善

9月の航空貨物需要は前年同期比で9.4%増加し、依然として強い成長を見せた。IATAによると、全体のキャパシティーは6.4%増加し、ベリースペースのキャパシティーは10.3%の成長を記録した。これにより、41か月連続での二桁成長だが、過去9か月の二桁成長と比べると成長ペース...

bottom of page