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フォワーダー各社2016年業績 取扱い増加も減収


欧米の国際大手物流企業の2016年業績が発表された。取扱量は増加したが、運賃低下により減収となった会社が多い。一方、産業分野でみると、eコマース関連や自動車、小売りは堅調だったが、石油・ガス関連などで低迷がみられた。 大手フォワーダーは、市場の成長を上回る取扱量を記録したが、航空・海上の運賃価格の低下によりフォワーディング事業で減収となった企業が多い。 大手のDP-DHLは、EC関連の取り扱いが増えたことで、同部門は4割の大幅な増益となった。 一方、パナルピナは、石油・ガス関連の需要低迷により売上高が減少した。


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日本航空(JAL/JL)は、ボーイング767-300ER型機の貨物専用機の3機導入を発表した。自社の貨物専用機を所有するのは13年ぶりとなり、本年度末から順次運航を開始する。物流企業との提携を強化し、貨物航空事業において安定した利益を得られると踏んでの決断だ。これまでJALは、航空貨物は旅客機の貨物スペースに加え、需要に応じて他社フレイターをチャーターするなどして対応しており、需要変動が大きい性質

2023年3月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で18,3897㌧(前年同月比-26.9%)、2位は近鉄エクスプレスで12,433㌧(-25.8%)、3位は郵船ロジスティクスで9,162㌧(-37.6%)、4位は西日本鉄道国際物流事業本部(にしてつ)で3,705㌧ (-31.2%)、5位は阪急阪神エクスプレスで3,693㌧(-41.1%)だった。

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