top of page

欧州発海上貨物の混雑(エルベ川水位低下)


現在欧州発海上貨物に関して、各船会社でオーバーブッキングが発生し、3月末船までの新規ブッキングを停止している状況にある。

韓進海運の経営破綻以降、マーケット全体の船腹量が減っており、2016年1月比で約5.5%減少している。加えて、欧州発日本向けの荷量が好調で、2016年11月単月比では前年比4.3%増加となっており、スペースが逼迫している。

それに拍車をかけているのが、エルベ川の水位低下だ。エルベ川の水位低下は、主に霧、風、氷雪をはじめとする季節要因により発生しており、例年2、3月までは継続する。今年は特に影響が甚大で、毎週コンテナにして200FEU前後のブッキングカットが行われている。

直近のSCFI(上海発海上コンテナ運賃の指標)をみると運賃には反映されていないようだが、大手フォワーダーによると過去10年で一番混雑しているとのことだ。


閲覧数:561回

最新記事

すべて表示

MSC(スイス)とA.P.モラー・マースク(デンマーク)の2社は、コンテナ船を共同運航するアライアンス「2M」について、2025年1月に契約を終了することで互いに合意した。提携解消に関する理由や原因は言及されていない。両社は共同声明を発表し「2015年に契約を締結して以来、多くの変化があった。提携を中止することで、独自の戦略を追求する道は開かれる」と説明。10年にわたる提携関係を前向きに捉えた上で

IHIグループのIHIジェットサービスが、AI(人工知能)を活用してコンテナ船の到着時間の予想などを可能にするサプライチェーン可視化・追跡情報提供事業を開始した。船舶自動識別装置(AIS)情報を使ったコンテナ船のリアルタイム情報とAIによる電子通関サービスを融合。通関手続きの簡素化や遅延を防ぐとともに、輸入関連に係る各種コストの削減を実現する世界初のサービスを提供するという。

日本郵船は「世界のコンテナ輸送と就航状況 2022年版」の発刊に合わせ、報道関係者向けオンライン説明会を開催し、2022年のコンテナ荷動きの実績が「前年並みか前年割れ」になる見通しを示した。その上で、アジア発欧州・米国向けが9月以降に荷動きが急減するなど、今年は2021年から継続した荷動きの増加に減速感が強まったと指摘。荷動き減少に伴う運賃の下落基調の背景には、世界的なインフレによる消費減退やロシ

bottom of page