top of page

航空貨物市場、9月の成長率は鈍化も収益は大幅改善

  • 執筆者の写真: 825fill
    825fill
  • 2024年11月10日
  • 読了時間: 1分

9月の航空貨物需要は前年同期比で9.4%増加し、依然として強い成長を見せた。IATAによると、全体のキャパシティーは6.4%増加し、ベリースペースのキャパシティーは10.3%の成長を記録した。これにより、41か月連続での二桁成長だが、過去9か月の二桁成長と比べると成長ペースは鈍化している様子。ただ、収益は2023年比で11.7%改善し、新型コロナ流行前となる2019年よりも50%上昇している。地域別の需要は、アジア太平洋地域とヨーロッパがそれぞれ11.7%の増加、ラテンアメリカは20.9%増加した。対照的に、アフリカの航空会社は1.7%の成長にとどまったが、キャパシティーは大幅に増加している。全体としては引き続き成長を続けており、年末に向けての更なる需要増の期待が高まっている。

最新記事

すべて表示
IATA、トランプ関税下でも航空貨物市場に成長の余地ありと予測

IATAは、世界貿易の87%が関税の影響を受けておらず、航空貨物市場には引き続き成長の余地があると分析している。2025年には7,250万トンの貨物が航空輸送される見通しで、2024年のCTK(貨物トンキロ)は前年比6%の成長が予測されている。中東を中心に地域別でも成長が進...

 
 
 
香港とシンガポールで2024年の貨物取扱量が大幅増加

香港空港(HKG)とチャンギ空港(SIN)は、2024年に貨物取扱量が大幅に回復し、旅客便の再開の恩恵を受けた。香港は、世界で最も多忙な貨物ハブとして、貨物取扱量が前年同期比14%増の4.9百万トンに達した。この増加は、便数の増加と強い電子商取引の需要に支えられた。同様に、...

 
 
 

Kommentare


bottom of page