top of page

フェデックス、ヨーロッパ・アジア間のEC向け空輸網強化

  • 執筆者の写真: 825fill
    825fill
  • 2021年8月8日
  • 読了時間: 1分

フェデックスエクスプレス(FDX/FX)は3極東アジアを出発地とする新たな空路4路線の開設する。アジア太平洋地域におけるEC市場の拡大を受けたもので、2020年の同地域のEC売上高は2兆4500億ドル、世界のEC売上高の60%以上を占め、半数以上が越境ECを利用したという。週3便の大阪-パリ線を開設するほか、中国-米国間では広州-オークランド線、広州-メンフィス線、北京-メンフィス線の3路線を開設。いずれも週5便でアンカレッジなどを経由し、北京-メンフィス線については大阪も経由する。なお、同社は「アジアの輸出需要はパンデミック前のレベルに急速に回復しており、新路線によって利用者は越境ECの可能性を最大限に活用できるようになり、アジア域内、太平洋横断、欧亜間の貿易の流れが強まる」とコメントしている。今回の新路線開設により、同社の太平洋横断航路、アジア内航路、ヨーロッパ航路の毎週の輸送量は合計で1400トンに上るという。

最新記事

すべて表示
フェデックス、上海の航空貨物ハブの大幅増強を発表

フェデックスは上海に大陸間トランジットハブを設立する計画を発表した。上海浦東国際空港(PVG)にある上海国際エクスプレスと貨物ハブの大幅なアップグレードを図る。同社は上海を国際的な航空貨物ハブとして確立し、上海と中国の第2、第3の都市をさまざまな輸送手段でつなぐとともに、中...

 
 
 
ONE、MSCとの提携でアジアー欧州間の貨物輸送を強化

オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)は、MSC(スイス)と提携し、アジアー欧州間で貨物スペースを融通する。ONEは日本郵船、商船三井、川崎汽船の統合で設立され、世界6位の運行規模を持つ。ハパックロイド(ドイツ)の脱退後も、HMM(韓国)とヤンミン(台湾)と共に「...

 
 
 

Comments


bottom of page