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コンテナ長期運賃 全航路で上昇も課題


今年度のコンテナ長期契約の交渉は、昨年から続く需給逼迫により、更改後の長期運賃は全航路で輸出入とも大幅に上昇という結果となった。業績面では年間を通じて安定した下支えを得られた一方で港や鉄道、倉庫など内陸部の混雑・キャパシティ不足は改善の目処が立たない。サービス維持のための現場の負荷やコスト増も深刻な状況。サプライチェーンを支える重要なインフラとしていかにサービスを維持・改善させるかが課題となっている。


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2023年10月の日本発国際航空貨物取扱量フォワーダーランキングが明らかになった。1位は日本通運で16,720㌧(前年同月比-16.1%)、2位は近鉄エクスプレスで10,764㌧(-16.9%)、3位は郵船ロジスティクスで10,635㌧(+6.3%) 、4位は西日本鉄道国際物流事業本部(にしてつ)で3,151㌧ (-22.9%)、5位は阪急阪神エクスプレスで2,973㌧(-46.0%)だった。前月

ルフトハンザカーゴ(DLH/LH)は、新しい緊急貨物輸送サービス「td.Zoom」を開始した。中国・上海からドイツ・フランクフルトを経由してスイス・チューリッヒに輸送する場合、従来は35-45時間ほど要するところを23時間で輸送する。同社のフランクフルト、ミュンヘン、ウィーンのハブ空港における特別なハンドリングプロセスによって、航空機からの積み下ろし時、倉庫から航空機への移動、トラックへの積み込な

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