今年度のコンテナ長期契約の交渉は、昨年から続く需給逼迫により、更改後の長期運賃は全航路で輸出入とも大幅に上昇という結果となった。業績面では年間を通じて安定した下支えを得られた一方で港や鉄道、倉庫など内陸部の混雑・キャパシティ不足は改善の目処が立たない。サービス維持のための現場の負荷やコスト増も深刻な状況。サプライチェーンを支える重要なインフラとしていかにサービスを維持・改善させるかが課題となっている。
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